「天然忌」に学ぶ

このブログを読んで頂いている方から、

文字間違いの連絡を頂きました。

誤「重菓子」→正「主菓子」

誤「藤」→正「籐」

思い込みって怖いものですね。

申し訳ございませんでした。謹んで修正させて頂きます。

 

さて、本日はお稽古の前段に、先生による

「天然忌」が営まれました。

「天然忌」というのは、表千家「中興の祖」と呼ばれる

如心斎を偲んで9月13日に営まれる献茶のことだそうです。

 

いつもと違い、掛物の下に一輪の白い花が飾られた荘厳な雰囲気。

天目台の上に置かれた天目茶碗が花の隣に供えられます。

 

掛物の短冊には、如心斎の辞世の句である

「生也天然 死也天然 畢意如何 天然々々」と書かれていました。

 

ピシッと気持ちが引き締められた後、

通し稽古にチャレンジしました。

今日のお稽古前に二度、祖母の道具で練習しましたが、

ひしゃくと茶杓の持ち方を間違えて覚えていました。

 

しかも水屋での準備で頭がいっぱいになり、

夫婦揃って、袱紗を忘れる始末。

蓋置きも手に入れたので、釜以外のフルセットで

変な癖をつけないよう練習します!

 

茶道具埼玉 つかもとひろこ